「ワルキューレ＆プティッシュ」東京・秋葉原のコスチュームショップ

こんにちは、担当の丁稚です。
社長黙認・上司公認の『駅弁』紹介のコーナー（とお店情報）です。


では、今回の一品↓
●鶏樽めし
とりめし駅弁では「東の横綱」と称される秋田県大館駅・『花善』さんの駅弁。
名前の通り、樽型の入れ物に入っているのですが・・・

樽型の容器に掛け紙をかけます。


掛け紙はコンパクト。
原材料名などは樽にシールを貼って対応してます。


樽型のプラスチック製容器。
付属の冊子によると、昭和45～51年頃までこの駅弁が作られていたのですが、
容器を作る原盤(金型)が壊れてしまったことから人気にも関わらず販売を中止。
その後復活を試みるものの、容器が見つからず顧客の協力を得て探し出すなど、
復活までには長いみちのりがあったそうです。
そのような甲斐があって容器は当時のものを忠実に再現できたとのこと。





同梱のお品書きには復活までのお話と具材について。
具材も出来る限り当時のを再現してるとのこと。


全景。茶飯の上に具材が乗ります。


鶏肉は少しゼラチン質がついたのが3つ。
青森・むつ湾産のホタテ煮もつきます。
茶飯は同社の『鶏めし』と同じ甘目の味付け。
オリジナル版は『キヨニシキ』という品種を使用してましたが、
すでに生産者が少数ということで秋田県産『あきたこまち』を使用してます。
またごはんの味付けも当時より甘みを抑えているとのこと。
栗甘露煮と椎茸も甘いのですが、不思議と嫌味は感じず。


手作り感のある玉子焼き(これも当時のを再現)と「いそあげ(練り物を海苔で巻いたもの)」。
いそあげもまたこの駅弁に合わせて秋田市の取引業者が復刻したそうです。


安価な海外製品に走りがちな奈良漬けも国産のを使用。
(奈良漬けの瓜は秋田県産）



【お値段】1100円
【おすすめ度】★★★★★
【製造業者】花善（秋田県大館市）
【備考】
東京駅『駅弁屋 祭』で購入。
「ただ作ればいいやｗ」感あふれる復活駅弁が多い中、
復活までのバックストーリー・再現への熱意が惹かれる一品。
味は通常の『鶏めし』とだいたい同じなのですが、
寝台特急『あけぼの』の定期運行終了=売上のさらなる減少という逆風を跳ね返す
花善さんにはひきつづきがんばってほしいと願ってます。

評価は星５つの満点。
なお10月～来年3月までの期間限定販売となります。


さて、お店の情報も。
中古学生服（単品/校名不明）がクリーニングから戻ってきました。

＊写真はイメージです

貴方のイマジネーションで組み合わせてお楽しみください。
また当店ではスカートのみなど揃っていない状態でもお買取りを承っております。
※欠品がある場合、そろっている場合と比べお買取り額が落ちますのでご了承下さい。
詳しくはこちらの記事をご参照ください